2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧
「わたしが来たのは羊が命を受けるため しかも豊かに受けるためである」 回心しなさい。イエス・キリストの名によって洗礼を受け、罪を赦していただきなさい。そうすれば賜物として聖霊を受けます。(使徒2:38-39参照) 復活節の間、第一朗読は、使徒言行録…
■ミカエル 髙木健太郎助祭司祭叙階式のご案内 ・日 時 4月29日(土・祝日) 13:00・会 場 カトリック仙台司教区司教座聖堂(元寺小路教会大聖堂)・動画配信について、より多くの皆様と叙階式をご一緒し、喜びを共にしたいところではございますが、申…
「二人の目が開けイエスだと分かった」 (1)二人の目は遮(さえぎ)られていてイエスだとは分からなかった(ルカ24:16参照) 今日の福音は、ルカだけが伝えている復活のイエスが、エマオに向かって恐らく逃亡中のクレオパと、もう一人の弟子に現れてくださっ…
「弟子たちは主を見て喜んだ」 その日 週の日の初めの日の夕方(ヨハネ20:19参照) ヨハネ福音書の文脈では、この20章の冒頭で、「週の初めの日、朝早く、まだ暗いうちに、マグダラのマリアは墓に行った(同上20.1)」から、主の愛しておられたもう一人の弟…
「もう一人の弟子も入って来て、見て、信じた」 キリストと共に復活させられたのですから、上にあるものを求めなさい (コロサイ3:1参照) 今日の第二朗読は、使徒パウロが、56年から58年にかけて、ローマの獄中から、コロサイの教会の信徒に宛ててしたため…
「あの方は死者の中から復活された」 恐れることはない。行ってわたしの兄弟たちにガリラヤに行くように言いなさい(マタイ28:9参照) 福音記者マタイは、イエスの復活の出来事を、独自なタッチで極めて(きわ)ドラマティックに描いています。 まず、「マグダ…
「マタイによる主イエス・キリストの受難」 ただ今、それぞれの登場人物の役割を分担して朗読いたしました、マタイによるイエスの受難のドラマについて、解説してみましょう。 まず、この受難劇は、あくまでも主人公のイエスのお言葉と行為とによって展開し…