2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

神の母聖マリア(2023.1.1)

「マリアはこれらの出来事をすべて 心に納めて思い巡らしていた」 主があなたを祝福しあなたを守られるように(民数記6:24参照) 早速、今日の第一朗読ですが、民数記が伝える祭司による祝福の祈りにほかなりません。 ちなみにこの民数記ですが、紀元前6世紀…

主の降誕(日中のミサ)22.12.25

「みことばは人となりわれわれのうちに宿った」 地の果てまですべての人が私たちの神の救いを仰ぐ(イザヤ52:10b参照) この日中(にっちゅう)のミサにおいて、人となられたみことばを軸にそれぞれの聖書朗読を振り返ることによって、主の降誕の聖書的神秘を…

主の降誕(夜半のミサ)22.12.24

今日ダビデの町であなたがたのために 救い主がお生まれになった その名は「驚くべき指導者、力ある神、永遠の父、平和の君」(イザヤ9:5d) 今宵(こよい)、全世界の善意(ぜんい)の人々と共に、救い主イエスの誕生を共に祝うことが出来るその聖書的意義を確認…

待降節第4主日・A年(22.12.18)

おとめが身ごもって男の子を産み その名をインマヌエルと呼ぶ 主なるあなたの神にしるしを求めよ(イザヤ7:11a参照) 早速、今日の第一朗読ですが、イザヤ書7章からの抜粋であります。 ちなみに、この代表的メシア預言者であるイザヤが、活躍したのは、紀元…

待降節第3主日・A年(22.12.11)

「貧しい人は福音を告げ知らされている」 神は来てあなたたちを救われる(イザヤ35:4e参照) 待降節第3主日は、「喜び」がテーマになっているので、待降節の三番目のろうそくの色を、他の三本とは違う喜びの色であるバラ色にし、祭服もバラ色を着る伝統があ…

待降節第2主日・A年(22.12.4)

「回心せよ神の国は近づいた」 エッサイの株からひとつの芽が萌(も)えいで その上に主の霊がとどまる(イザヤ11:2a参照) 今日の第一朗読ですが、イザヤ書11章からの抜粋であります。 当然なことなから、待降節には特にイザヤ書から、メシア預言が朗読されま…